日々の中から
タイの大衆魚と日本天皇家の意外な関係。
とある日の夕食はこれ。
魚の粗塩焼き!

自宅近くの市場にて、炭で焼きながらたくさん並べて売られています。
この魚、タイ語では「プラー・ニン」という淡水魚。
ティラピアです。
タイでは大衆魚として一般的に食べられているこの魚、意外なことに日本の天皇家と深い関係がありました。
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むかーしむかしのお話。
時をずーっとさかのぼり、タイの戦後。
今上天皇陛下がまだ皇太子だった時代、タイの地を訪れ養殖試験場などを訪問されました。
その際、タイ国民がタンパク質不足で悩んでいること知り、その対策として、繁殖力が旺盛で食用に適するティラピアの養殖を提案されました。
日本へ帰国後、赤坂御用地内にある池から、タイ王室に50匹の稚魚を贈られ、
その贈られた稚魚は、さらにタイの王宮内で繁殖され、
「プラー・ニン」と名付けられて、タイ各地へ広がっていきました。
プラー・ニンのプラーは「魚」という意味。
ニンは陛下のお名前「明仁」の「仁」が由来です。
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煮物、揚げ物などなど色んなお料理でタイの食卓によく並ぶ魚。
背景には、日本天皇家との深い関わりがあったんですね。
写真の塩焼きは、ミント、バジル、白菜、パクチーなどの野菜と、酸っぱ辛いソース、全部セットで120バーツ。(約360円)
魚の身を野菜でクルッと巻いて、ソースをつけて頂く食べ方です。
一人には十分すぎる量。
身体にもお財布にも優しい、質素なお食事ですね(^^)
お腹にたくさん詰めてあるレモングラスなどのハーブのお陰で淡水魚独特の香りも気にならず、淡白なお味でおいしいですよ!
エピソードを思い出しながら食べると、美味しさも引き立ちますね。
高級シーフード屋さんのメニューにはありませんが、庶民的なお店ならメニューにあるかと思います。
一度お試しください。
では、今日はここまで〜。
タイ王国 本日も晴天なり。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!
時をずーっとさかのぼり、タイの戦後。
今上天皇陛下がまだ皇太子だった時代、タイの地を訪れ養殖試験場などを訪問されました。
その際、タイ国民がタンパク質不足で悩んでいること知り、その対策として、繁殖力が旺盛で食用に適するティラピアの養殖を提案されました。
日本へ帰国後、赤坂御用地内にある池から、タイ王室に50匹の稚魚を贈られ、
その贈られた稚魚は、さらにタイの王宮内で繁殖され、
「プラー・ニン」と名付けられて、タイ各地へ広がっていきました。
プラー・ニンのプラーは「魚」という意味。
ニンは陛下のお名前「明仁」の「仁」が由来です。
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煮物、揚げ物などなど色んなお料理でタイの食卓によく並ぶ魚。
背景には、日本天皇家との深い関わりがあったんですね。
写真の塩焼きは、ミント、バジル、白菜、パクチーなどの野菜と、酸っぱ辛いソース、全部セットで120バーツ。(約360円)
魚の身を野菜でクルッと巻いて、ソースをつけて頂く食べ方です。
一人には十分すぎる量。
身体にもお財布にも優しい、質素なお食事ですね(^^)
お腹にたくさん詰めてあるレモングラスなどのハーブのお陰で淡水魚独特の香りも気にならず、淡白なお味でおいしいですよ!
エピソードを思い出しながら食べると、美味しさも引き立ちますね。
高級シーフード屋さんのメニューにはありませんが、庶民的なお店ならメニューにあるかと思います。
一度お試しください。
では、今日はここまで〜。
タイ王国 本日も晴天なり。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!